
この記事では、
- これからフェンシングを始めようと思っている人
- フェンシングをしていて新しくシューズを買いたいという人
向けの記事です。
そういった人たちに向けたおすすめのフェンシングシューズをいくつか紹介していきます。
まず最初に、Amazonや楽天市場で「フェンシングシューズ」と調べると、

この、アシックスのあまりかっこよくないフェンシングシューズが出てくると思います。
僕も、フェンシングを始めたときはこのシューズを使っていましたが、何といっても高いし、とっても重いです。
なので、もしこのフェンシングシューズを買おうしている人は、やめた方が良いです。
ちなみに、オリンピックで金メダルを取った男子エペのアンカーの加納さんは、前々回のロンドンオリンピックのモデル?のアシックスのLONDONというシューズを履いていました。

フェンシングシューズの中ではまあまあカッコいいのですが、どこを探してももう売っていません。加納さんどこで見つけてるんだ。。。っていうかシューズの寿命すごすぎんか。。。あんな動きするのに。
フルーレで活躍した、松山恭介はアシックスの高級なフェンシングシューズ履いていた気がしますね。

探しした感じ国内のフェンシングショップには現在は売っていない気がしますね。(前は売っていた気がするけど。。) たしか国内販売価格は4万くらい気がします。。
オリンピック出場した選手は代替フェンシングシューズ履いていましたが、、、
ぼくは、フェンシングシューズではないものをおすすめします。
今からの時代はフェンサーはバドミントンシューズだ!!
なぜかというと、
- コスパがいい
- バドミントンシューズは比較的フェンシングシューズより値段が安く手が出し易いです。
- 試し履きができる
- フェンシングシューズとかって、普通のスポーツ用品店で売っていないため、試し履きできません。結構高い買い物になるのにこれでは、ハイリスクです。。
- 競争率が高いから性能が良い
- バドミントンは競技人口も多くたくさんのメーカーから多くの種類のシューズが発売されています。そのため、競争率が高くため、性能が高くまた価格も安く抑えられています。
- 日本人向けモデルが多い
- 他にも、フェンシングシューズはどれも足が平べったく甲が高い日本人向けに作られていないので、フィットしないものが多いです。
以上の4点があげられます。
そこで今回は、フェンシングシューズに代わる多くのフェンサーが履いているバドミントンシューズを紹介していこうと思います。
目次
なぜ、バドミントンシューズなのか?
バドミントンとフェンシングの動きは特に似ています。


上の写真を見てくれればわかるように、バドミントンとフェンシングは動きがとても似ています。そのため、フェンシングシューズはバドミントンシューズと代替できます。
バドミントンシューズをフェンシングの重要な
- クッション性→ファンデブ(上の写真の右の人のように攻撃するときの動作のこと)の時にかかとから着地するのですがある程度クッション性がないとすぐに足が痛くなります。
- 軽さ→フェンシングは1試合3分間でゲームをするのですが、その間は絶え間なく足を動かして戦わなければならないのでシューズが重いと、すぐに疲れが出てしまいます。
- 耐久性→フェンシングは前進と後進の切り替えが多く、靴の裏や左足の親指の内側(左利きであれば右足の親指の内側)がすり減ってすぐ穴が開いてしまうので耐久性が必要です。
この3つの観点から紹介していこうと思います。
フェンシング用シューズおすすめ6選!!
YONEX エアラスZ
↑↑イチオシ↑↑

6年間フェンシングをやり続けてやっと見つけた最高のシューズ。エアラスシリーズの最新作!
- クッション性★★★
- 軽さ ★★★
- 耐久性 ★★★
まず、めちゃくちゃに軽い!!
驚異の重量は250g!!
肌感覚ですが、一般的なフェンシングシューズよりも100gくらい軽いっ感じです。
軽さはとても重要で、フェンシングは3分間足を止めることもなく動き続けないといけません。
15本勝負となれば、休憩1分をはさみながら試合していきます。
3セット目となれば、足に乳酸がたまって、思うようなプレーができなくなってきます。
やはり、日ごろの鍛錬も大事ですが、シューズの100gの差が勝負を決めることだってあると思います。
全体的にはメッシュっぽい感じでできているんですが、ちょうどフェンシングで負担がかかる部位にはきちんと補強されていて、
もうバドミントンシューズのくせにフェンシングのために作られんたのですか?って思うくらいのすばらしさ!
少し残念なのは、色が微妙な色しかないのが残念。。
素晴らしいあまり、このフェンシングシューズはしばしば人と被ります(笑)いろんな人が履くってことは良いフェンシングシューズだってことですね。
GEL-BLADE 7

こちらのシューズは僕が今、現在履いているシューズで、JAPANの人(海外遠征などに行ったことがあってユニフォームに国章が入っている人)が良く履いているのを見るのと、ヨネックスよりデザインがよくてかっこいいという理由で買いました。
- クッション性 ★☆☆
- 軽さ ★★★
- 耐久性 ★★★
これを履く前まではフェンデブの時にかかとが痛くなったりすることはなかったのですが
このシューズを履いてフェンシングをしていたら初めてかかとが痛くなってしまいました。
かかとの痛さを軽減させるためヒールカップというものを入れて使っています。
僕が使っているやつ(ヒールカップにはハードタイプとソフトタイプがあるのですが創人の方がいい気がします)↓↓↓
軽いあまりに、靴底が薄くなっているのかもしれません。。けれども、それ以外は完璧だと思います。
たとえば、靴底が他のシューズに比べて柔らかいので足へのフィット感が高いようにも感じました。
みんな、ヨネックスのシューズばかり履いているので、人とかぶりたくないという人はアシックスのこのシューズをおすすめします。
POWER CUSHION ECLIPSION Z

- クッション性★★★
- 軽さ ★★☆
- 耐久性 ★★☆
このシューズは、後輩が履いていて試しに履かせてもらったのですが、軽いし、特殊な構造をしていて足にフィットするしでよかったのですが、足の内側の装甲が少し弱いかなと感じました。
一番フェンシングをしていて痛むのは足の内側の親指の付け根あたりなので。。そこがすぐ壊れそうだなと感じました。バドミントン用なので仕方がないのですが。。
耐久性がないとせっかく足になじんできてもすぐに買い換えないといけないし、お金もかかります。そのため、よくないので耐久性は結構重要です。
今回の観点に入れてはいないのですが、グリップ性能は新しいパターンのソールによって縦・横・斜めすべてのグリップ力が他に比べて格段に優れています。
POWER CUSHION 840 MID

- クッション性★★☆
- 軽さ ★★☆
- 耐久性 ★★☆
このシューズは8000円くらいの値段で結構安いほうです。安い割には結構耐久性もあり、クッション性もありで良いと思います。(少し重いかな??)結構履いている人を見かけます。
初心者がフットワークもしっかりできるようになるあたり、実際に試合に出るようになるあたりの人にちょうどいいのではないでしょうか??
POWER CUSHION 660

- クッション性★★☆
- 軽さ ★☆☆
- 耐久性 ★☆☆
このシューズは入門シューズといえばよいのでしょうか、何といっても安いです。
値段の割にはクッション性はしっかりしていますが、耐久性がまあ仕方がないかなって感じです。
初心者がフットワークをしたり初歩中の初歩の練習にぴったりなのではないでしょうか?
学校の体育館シューズでやろうとしている人にはうってつけですね。
番外編 山田優さんのシューズ
今、日本人選手の中でもっとも世界ランキングが高い山田優選手が使っているシューズは何なんでしょうか?

恐らく、山田優さんが優勝したときに履いていたシューズはこれだと思われます。
なんと、オールコートのテニスシューズでした。
ここで、気づいてほしいのは超強い選手でもフェンシングシューズではないものを使っているひとがいるということです!
ミズノのシューズは幅が広く日本人にあったシューズで、ヨネックスはクッション性を重視しているのに対して、ミズノのシューズはグリップ力、滑りにくさに力を入れているという印象です。

まとめ
以上がおすすめのフェンシングシューズでした。
ヨネックスのバドミントンシューズは大体何でもフェンシングするのに適しています。
フェンシング専用シューズは2万円強~4万円するのに、そんなにバドミントンシューズと性能が変わりません、なのでバドミントンシューズの方がお財布にも優しいかもしれません。
ぜひ参考にして買ってみてください。