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アトキンス物理化学 4B・7(a)解答
「クラウジウス-クラペイロンの式」より
$$\frac{dlnp}{dT}=\frac{\Delta_{vap}H}{RT^2}$$
である。これを積分範囲を\(p^*→p、T^*→T\)を計算すると
$$lnp-lnp^*=-\frac{\Delta_{vap}H}{R}(\frac{1}{T}-\frac{1}{T^*})$$
ある温度における蒸気圧を一つ知っていれば、
$$lnp=-\frac{\Delta_{vap}H}{RT}+const$$
と考えられるので、
問題文では、
$$lnp=16.255-\frac{2501.8}{T}$$
という式が与えられているので、
$$\frac{\Delta_{vap}H}{R}=2501.8$$
ということが分かるので、
$$\Delta_{vap}H=2501.8\times 8.31=20.8 kJ/mol$$
アトキンス物理化学 4B・7(b)解答
6(a)と同様に計算すると、
$$\frac{\Delta_{vap}H}{R}=3036.8$$
$$\frac{\Delta_{vap}H}=3036.8\times 8.31=25.2kJ/mol$$
必要な知識
クラウジウス-クラペイロンの式を知っておく必要があります。
$$\frac{dlnp}{dT}=\frac{\Delta_{vap}H}{RT^2}$$
お疲れ様でした😢
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