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アトキンス物理化学 3A・8(a)解答
複合過程でのエントロピー変化は自由な経路を考えて、等温過程と定圧過程の二つの過程を組み合わせたものとすると、
$$\Delta S=nRln\frac{V_f}{V_i}+nC{p,m}\times ln\frac{T_f}{T_i}$$
等温過程ではPV=nRTより
$$\frac{V_f}{V_i}=\frac{P_i}{P_f}$$
$$=-3\times 8.314\times ln\frac{5}{1}+3\times\frac{5}{2}\times 8.314\times ln\frac{398}{298}$$ $$=(-40.14-18.04)=-22.1J/K$$
アトキンス物理化学 3A・8(b)解答
複合過程でのエントロピー変化は自由な経路を考えて、等温過程と定圧過程の二つの過程を組み合わせたものとすると、
$$\Delta S=nRln\frac{V_f}{V_i}+nC{p,m}\times ln\frac{T_f}{T_i}$$
等温過程ではPV=nRTより
$$\frac{V_f}{V_i}=\frac{P_i}{P_f}$$
$$=-2\times 8.314\times ln\frac{7}{1.5}+2\times\frac{7}{2}\times 8.314\times ln\frac{408}{298}$$ $$=(-25.61+18.28)=-7.33J/K$$
必要な知識
完全気体の等温膨張でのエントロピー変化は$$\Delta S=nRln\frac{V_f}{V_i}$$
温度によるエントロピー変化は$$\Delta S=\int_{T_i}^{T_f}\frac{C_pdT}{T}$$
例題3A・2を参考にすれば理解が深まると思います。
以上、お疲れさまでした。
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